みなさんこんばんは、オートロマン佐々木です。
今夜は昨日のオークションでの出来事の続きをお話致します。
昨日のオークションにはこれといって「うひょー」と思う様な
個性120％の車はそんなにいなかったのですが
一台だけお客様からの予約注文で落札したかったそれは貴重な
車がいたのです。
そいつの正体は
AMG 190E 3.2 並行物ですが記録簿有りで走行距離も5万ｋｍと
何が何でも落札して「喜びの電話」をお客様にしたいと
かなり意気込んで出かけました。
セリ開始の1.5時間程前に会場に着きはやる気持ちを抑えて
一通りの手続きをしてからそいつに会いに行きました。
貴重な車ということで「名車コーナー」という特別な扱いを
受ける屋根付きの場所にいました。
鍵がかかっている為まず外観からチェックしました。
外観は想像以上に程度が良かったので早速お客様に
ちょっと興奮気味に電話いたしました。
大阪のお客様で学生時代にこの車から受けた衝撃を忘れられず
現在も程度の良い個体を探されていらっしゃるというまさに
「昔乗ってみたかったあの車」を探されているのです。
次に内装とエンジンルーム内の程度を伝える
為に鍵を借りに行きました。
鍵を開け内装のチェックをし程度の良さを携帯でLIVEでお客様に
伝えているところにこの車に興味を示している他社の方がやって
来たので「どうぞ、一緒に見ていいですよ」とちょっと
余裕の発言をしたところその方は「いいですか？」と
珍しく紳士的な方でちょっとほっとしていたのですが
次にその人が発した言葉で
「えっ、どういうことですか・・・？？」
となってしまいました。
その言葉とは
「これ、本物じゃないかも・・・」
それではまた明日！
オートロマン 佐々木
