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みんなに教えたい

みなさんこんばんは、オートロマン佐々木です。

今朝大阪から10セルシオが到着しました。触れるのは何年振りでしょうか。実に懐かしい。あんなに沢山走ってたのに最近はほとんど目にすることはありませんからね。しかも今回のセルシオは荒らされていないノーマル車両。とても良いです。

この度無性に乗りたくなり初めて10セルシオを仕入れました。もしかするとオートロマン創業以来10セルシオを走らせたのも初めてかもしれません。

佐々木が時々無性に乗りたくなる車の中にW126があります。でもこれに関しては”久々に乗りたいなー”と思った時に”でも、あんな乗り味だったよな・・・。うーん。いらないな”と冷静になれます。それだけ乗った機会が有るからですね。それと・・・正直乗り味が旧い。良いんだけどね。

さて、初代10セルシオはどうなのか。

個人的にはこの頃でほぼほぼ”車”は完成されていると実感していてそこからの進化はさほど無いと考えています。もちろん運転支援装置は除きます。

重いドアを開けて着座。素材はウールモケット。この感じは126にとても似ています。当時相当研究したのでしょうね。”バン”とした板の様な座面の下にスプリング。現代の空気でどうのこうのする機能とは無縁ですがちゃんと出来ていれば特に必要無し。

エンジン始動。静かです。これが売りでしたね。早速保管庫まで移動。動き出しが想像以上に軽い。ちょいと踏んだ時の加速も不満無し。いいじゃないか。30年前の車だぞ!

走り以上にやはり関心させられるのが室内の造り込みの良さと整然と並んだSW類。いろんな爪の長さまで考慮して設計されたというシーソーSWは触れる度に”ニヤッと”してしまいます。確かにその通りできています。

全く色褪せていない。これは素晴らしい事です。この事をみんなに教えたい。この車には日本の技術者の魂がこもっています。

そして、実はとてもコンパクト。通常サイズの立駐に難なく納まりました。

すごいね。

乗る事が出来て良かった。

素直にそう思います。

今夜はこの辺で

それでまた明日!

オートロマン 佐々木