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普通にしてれば

みなさんこんばんは、オートロマン佐々木です。

みなさんはどうかはわかりませんが佐々木は高額の現金を

持って歩いた経験がほとんどありません。

あってもMAX100万円位だと思われます。

どんなに高額な車両をオークション代行や委託販売した時でも

お客様には銀行振込みでお支払いしています。

記録が残りますし安全ですからね。

もちろん売却されるオーナー様との信頼関係があっての事です。

佐々木は昨日から緊張していました。

何故ならば佐々木史上最高額を持ってお客様の所に行かねば

ならない事が決まっていたからです。

それが今日。

なるべく手元にある時間を短くしたかったので2時半頃

銀行に行き払い戻しの用紙に金額を記入して窓口に提出。

銀行にしてみたら大した金額ではないのでしょう。

すんなり用紙を受取り処理にかかりました。

しかしそれは誤解。

呑気に椅子に座ってお茶を飲んでいたら担当者がやって来て

「社長何に使うんですか?

  振込みじゃダメなんですか?

   この後どこに行くのですか?

    相手は大丈夫な人ですか?」

きちんと説明するもやはり心配なのでしょう。

副支店長がやって来て同様の質問。

最終的には30分程待って大きな塊二つと小さな束一つを

紙袋に入れて手渡されいつものパタゴニアのリュックに入れて

銀行を出て店へ。

お客様との待ち合わせ時刻まで二時間程ここで待機です。

手元に大金があると思うからいけないのであって普通に

していれば怪しまれることも無いしそもそも佐々木が今日

大金を持っているなんてだれも知らないのですから大丈夫

なんですよ。

そうわかっていても落ち着かない。

くだらない事を考えている内に出発の時刻になったので

リュックを背負って約束の場所へ行き紙袋を手渡し

車と書類を受け取って任務完了。

銀行振込みより相手との信頼が無いとできないですね。

ビビっている小心者佐々木を見て業界の重鎮K氏は

「公衆電話に6,000万円置き忘れたときは

  経理に”もうやらないでくださいねっ”て怒られたなー

         気が付いて戻った時にはなかったし。」

バブルの時のとんでもない笑い話です。

今夜はこの辺で

それではまた明日!

オートロマン 佐々木