みなさんこんばんは、オートロマン佐々木です。
今日は今年最後の川村モータースさんドライブでした。
往きはルポ(静岡のO様納車待ち)車両で
帰りはクラッチ修理が完了した944S2です。
実はこの944S2、相模原のB様に納車して
すぐクラッチが壊れ(最初はミッションかと思った)
見積もりをとる為にポルシェセンター世田谷に入り
結局クラッチが原因で川村モータースに入院したのです。
見積もりをPC世田谷にお願いしたのは
オークション会場へのクレームの関係で
正規ディーラーで行わなければならなかったからです。
でも患部が消耗品であるクラッチと診断されたら
クレーム対象にはならないので修理する為に
気心知れた川村さんにお願いしていました。
今回もO工場長には大感謝です。
初めて触る944ですが何事も無く
(トルクチューブは重かったらしいですが)
僅か数時間で作業を完了させていました。
で、問題のクラッチディスクですが・・・
お恥ずかしいのですがこんなディスク
初めて見ました。
最初「これは何だ?」と思いましたが
良く見ると黒い部分はゴムでつまり
ダンパーなんですね。
「そりゃ駄目になるだろ・・・ゴムだぜ」
これが劣化するとスプラインとディスク部分は
フリーになり動力を伝達できなくなります。
つまり走行不能になるんです。
さすがにポルシェも駄目だと思ったのか
新しく届いた部品は対策品に変わっていて
見慣れたスプリングのダンパーが入った
仕様になっていました。
それにしても部品が高い!
(一説によるとそれでも安いとの事)
ポルシェ乗りはそんな事考えないで
乗れる財力が無いと駄目なんでしょう。
PC世田谷に入るだけでビビッている様では駄目です。
さて、久しぶりに安心して踏める944S2での
東北道ドライブはそれは楽しい時間でした。
国産車の様にスロットルの早開きをしていないので
出だしはもったりと感じますが高速での伸び(not官能的)
とその領域での安定感はいつ乗っても感動します。
ブリスターフェンダーのお陰で大きく見える
ボディも実はとても小さく軽く扱いやすい。
アンチ944の方にも是非乗ってみて頂きたい。
911は勿論良いけど944もポルシェです。
その後東北道→C2→5号→C1→2号と走り
帰宅しましたが2号は相当楽しかった。
重量バランスが良いのでしょう(トランスアクスルです。)
いつもより意識して高めの車速で進入しても
まだまだ限界は上の様で殆どドライブ状態です。
そうやって行くと各コーナーでの車速は
自然と高くなり荏原出口手前の左コーナーと
その前の右コーナーでは結構感動。
右コーナーにノンブレーキで入りいつもより
脱出スピードが高いので次の左に向けて早めに減速。
(ヨーが残った状態での減速です。)
ここで感動です。
普通の速いFRだと当然軽くリア荷重が抜けて
予想通り軽くリアが”ムズ”っとして気持ち
修正蛇を入れるのですがこの場面でもまるで
ドライブです。
ポルシェに乗る度に思う事。
もっと上手くなりたい・・・。
今夜はこの辺で
それではまた明日!
オートロマン 佐々木